アドビ、Flash Videoコンテンツの不正使用を防ぐソリューションを発表

アドビ システムズは、Adobe Flashで作成したビデオコンテンツを不正使用から保護するソリューションの提供を開始した。

» 2008年04月14日 17時06分 公開
[ITmedia]

 アドビ システムズは4月14日、Adobe Flashで作成したビデオコンテンツを不正使用から保護するソリューションの提供を開始したと発表した。

 ソリューションの名称は「Adobe Flash Media Rights Management Server」。Flash Videoなどの音声・ビデオファイルを暗号化したり、アクセスのポリシーを決定したりできるサーバ製品。動画コンテンツの再生の可否や視聴期限の設定が可能となる。

 Webアプリケーションプラットフォーム「Adobe AIR(Adobe Integrated Runtime)」およびWebビデオ再生ソフトウェア「Adobe Media Player」上で実行できるなど、さまざまなメディア配信のワークフローに組み込むことが可能。Windows Server 2003とRed Hat Linuxに対応する。

 価格は1CPU当たり520万円(税別)。ビデオの配信や保護を必要とする放送局やメディア企業に対し、販売代理店の「Adobe Master Solution Reseller」を通じて提供する見込みという。

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