日本ベリサイン、元NTTの古市克典氏を社長兼COOに選任

日本ベリサインは元NTTの古市克典氏を社長兼最高執行責任者に選んだ。

» 2008年04月28日 18時27分 公開
[ITmedia]

 日本ベリサインは4月28日、PRTMマネジメント・コンサルタントでパートナーを務める古市克典(ふるいちかつのり)氏が、2008年6月1日に社長兼最高執行責任者(COO)に就任すると発表した。

image 古市克典氏

 古市氏は1961年5月11日生まれ。1985年に京都大学経済学部を卒業後、1984年にNTTに入社。1998年には日本ルーセント・テクノロジーに移り、経営企画部の部長などを務めた。2000年にレベルスリー・コミュニケーションズに入社し、経営企画部兼プロダクトマーケティング部で上席部長などに就任。2003年にはPRTMマネジメント・コンサルタントに転社し、2007年からは同社のパートナーを務めている。

 古市氏は「日本ベリサインの経営に参画できることを誇りに思っている。米VeriSignとの連携を深め、継続的な事業成長と社会への貢献を続けたい。顧客やパートナー企業にとって最も信頼できる企業、期待できる企業であり続けたい」と発表文でコメントしている。

 就任の決め手は、「ITビジネスに長けた経歴とインターネットインフラの知識を持ち、パートナー企業との連携においてリーダーとして経営を進められる。日本ベリサインの経営理念をよく知っており、顧客や株主、パートナー企業との関係作りができる」(同社広報)点だったという。

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