Cisco Systemsが、HDビデオ会議システムの新製品を発表。価格は3万3900ドルからで、個人オフィスや中堅企業による利用を想定している。
米Cisco Systemsは5月12日、同社のビデオ会議製品「Cisco TelePresence」シリーズに新たに2モデルを追加した。
Cisco TelePresenceは、HD(高精細)カメラとディスプレイのほか、マルチチャンネル・全二重音声システムを使用したビデオ会議システム。最高で同時に48カ所を結ぶ会議に対応可能となっている。
今回新たに加わった「TelePresence System 500」は、少人数会議用の既存モデル「TelePresence 1000」よりも安価な3万3900ドルに価格を抑え、個人オフィスや中規模企業による導入を想定した1対1の対話用。37インチのディスプレイとカメラ、マイク、スピーカー、ライトなどがセットとなっており、第3四半期の提供開始を予定している。
一方の「TelePresence System 3200」は、大人数での会議を想定した既存モデル「TelePresence 3000」から対応人数を3倍に増やし、1部屋で最高18人の参加が可能。遠隔地オフィスを対象としたトレーニングなどでの使用を想定している。価格は34万ドルで、第3四半期に提供開始予定。
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