KDDI、緊急地震速報機能付き通信モジュールを開発

KDDIは、緊急地震速報機能を搭載したセイコーインスツル製の通信モジュールを7月に発売する。

» 2008年05月14日 09時35分 公開
[ITmedia]

 KDDIは5月13日、緊急地震速報機能を搭載したセイコーインスツル製の通信モジュール「WM-M210A」を7月中旬に発売すると発表した。

 新製品は、ハンディターミナルやセキュリティ端末などの機器に組み込んで利用でき、緊急地震速報を受信した場合に工場やオフィス、家庭などで避難の呼びかけや機器の動作停止などの制御ができる。

 また、従来モデルに比べて重量を約60%の軽量化したほか、消費電力も約16%改善した。企業の受発注業務端末やモバイル決済端末、防犯・災害対策用機器に組み込んで、業務効率の向上や新製品・サービスの開発ができるという。

主な仕様
製品名 WM-M210A
製造 セイコーインスツル
通信方式 CDMA 1X パケット交換
通信速度 下り/上りとも最大144kbps
サイズ 縦26.7×横43×厚さ4.9ミリメートル
重量 約6.9グラム
動作温度 −30〜70度
アンテナコネクタ U.FLコネクタ
外部インタフェース シリアルインタフェース×2(40pinコネクタ)
搭載機能 GPS、プロトコル変換、OTA(無線経由での更新など)、日付時刻情報取得、簡易位置情報取得、緊急地震速報

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