ソフトバンクBBは携帯電話を使用した認証基盤サービス「SyncLock」のパッケージ版を発売する。
ソフトバンクBBは5月23日、Webアクセスの認証システムを構築できるユーザー認証基盤サービス「SyncLock securePORT パッケージ」を6月中旬に発売すると発表した。
SyncLockは、携帯電話をユーザー認証に利用する独自の認証基盤システム。携帯電話端末の固体番号などを使用する。金融機関を中心に導入されているという。
新商品は、Webサイトを運営する企業などが自社で認証基盤を構築できるよう、事業規模やサービスモデルに応じてSyncLockのプラットフォームをパッケージで提供。従来、SyncLockを導入する際に既存の認証システムと連携するためのモジュール開発が必要になっていた。
オプションとして、フィッシング詐欺犯罪の手口の1つである中間者攻撃への対策機能をパッケージ化した「SyncLock securePORT 中間者攻撃対策パッケージ」も提供する。日本HPが認証基盤ソリューション「HP IceWall SSO」の連携サービスとしても提供する。
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