トレンドマイクロ、法人ライセンスを全面刷新へWebの脅威対策を強化

トレンドマイクロは法人向けのライセンスプログラムを変更する。オプションで提供する「レピュテーション機能」を標準ライセンスに組み込む。

» 2008年06月26日 12時21分 公開
[ITmedia]

 トレンドマイクロは6月26日、法人向けの新ライセンスプログラム「Trend Micro Reliable Security Lisence」を8月1日に始めると発表した。現行のライセンスプログラムは2009年9月30日までとなる。

 新プログラムでは、現在はオプションで提供する「レピュテーション機能」のライセンスを標準ライセンスに組み込む。レピュテーション機能は、独自に評価したWebサイトやサーバの情報を基に、不正サイトへのアクセスや不正なサーバからのアクセスを遮断する機能。新プログラムでの導入価格は、現行よりも割安になるという。

 例えば、クライアントおよびサーバのセキュリティ対策プログラム「Client/Server Suite Premium」では、現行より最大42%割安になるほか、電子メール対策の「InterScan Messaging Security Suite Plus」では、スパムメールを送信サーバ単位で規制する「E-mailレピュテーション機能」を同梱して38%割安になるという。

 このほか、商品ラインアップを現行の23商品から15商品に集約するほか、最低購入ライセンス数のパターンも現行の5パターンから2パターン(5ライセンスまたは10ライセンス)にする。同社では、「急増するWebからの脅威対策の普及と、製品購入をしやすくするために実施する」と説明している。

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