日立製作所、RFIDのコンサルティングサービスとリーダ/ライターの新製品を発表

日立製作所はRFIDのコンサルティングサービスの機能強化版と、リーダ/ライターの新製品を発表した。

» 2008年07月16日 17時56分 公開
[ITmedia]

 日立製作所は7月14日、 RFID(Radio Frequency IDentification)の技術コンサルティングサービス「トレーサビリティ・RFIDテクニカルエキスパートサービス」の強化版と、UHF帯(国内使用可能周波数:952M〜954MHz)リーダ/ライター装置「μ-Chip Hibikiアンテナ一体型リーダーライター」を発表した。9月30日から出荷を開始する。

 トレーサビリティ・RFIDテクニカルエキスパートサービスは、日立製作所のRFID専門エンジニアが、流通会社の物流倉庫などRFIDのリーダ/ライターを複数導入している現場に、最適なシステム構築や運用を支援する。RFIDシステム専用の制御装置「RFIDコントローラ」を用いることで、複数のリーダ/ライター装置間の電波干渉を防ぐ。これにより高い読み取り性能を実現するという。現場でのリーダ/ライター同士の調整作業を最大で60%削減できるとしている。

 μ-Chip Hibikiアンテナ一体型リーダーライターは、アンテナと本体を一体化させることで省スペース、軽量化を実現した。ICタグに書き込まれた情報の漏えい防止やプライバシー保護などのセキュリティ機能を搭載している。価格は10万2900円。

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