富士通の1Q、営業益が2倍に SI、携帯基地局が拡大

富士通の4〜6月期は、営業利益が前年同期から2倍の58億円に。SIや携帯電話基地局などが伸びた。

» 2008年08月01日 07時00分 公開
[ITmedia]

 富士通が7月31日発表した2008年4〜6月期の連結決算は、営業利益が前年同期から2倍の58億円になった。SIビジネスが拡大したほか、携帯電話基地局などが伸びた。

 売上高は0.9%増の1兆1772億円、経常利益は1.4倍の84億円、純利益は3億円(前年同期は147億円の赤字)。

 海外向けUNIXサーバ・PC、携帯電話、フラッシュメモリが減収だったが、SIが公共、ヘルスケア、金融分野で拡大。携帯電話基地局、キャリア向けルータ、国内向けPCも増収だった。

 通期見通しは変えず、売上高は5兆3500億円(前期比0.4%増)、営業利益は2200億円(7.3%増)、経常利益は1850億円(13.6%増)、純利益は1000億円(107.9%増)。

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