SAPジャパンは経営管理、調達、製作管理、取次販売管理の機能などを搭載した出版業界向けの拡張機能を発表した。
SAPジャパンは8月6日、国内出版業界向けのソリューション「SAP Media-Localization for Japan」の提供を8月初旬に開始すると発表した。
同ソリューションは、SAP ERPの出版業界向けの拡張機能。書店などの小売業と出版社の間で書籍を物流する卸会社の出版取次といった商慣習などに対応し、会計や人事、販売や製作部分までを一元管理できるようになる。経営判断に必要な情報を販売計画や生産計画に活用できるとしている。
具体的には、販売条件ごとの期間精算機能や直接販売や広告販売といった請求書のサンプルを含む請求処理機能を追加している。注文ルートや得意先、最終納品先などの優先順位の設定が可能となったほか、在庫引当処理までを自動で実施できるようになっている。
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