テリロジー、ノーテルとマイクロソフト共同開発のUCソリューションを採用

テリロジーは、社外で業務を行う社員の作業効率と顧客サービスの向上のため、ノーテルネットワークスとマイクロソフトが共同開発したUCソリューションの採用を決定した。社員、ベンダー、顧客とのコミュニケーションを重視する会社の方向性を実現するために必要な投資と位置づけている。

» 2008年08月15日 19時13分 公開
[ITmedia]

 統合ネットワークソリューションを提供するテリロジーが、ノーテルネットワークスとマイクロソフトが共同開発したユニファイドコミュニケーション(UC)ソリューションの採用を決定した。ノーテルが8月15日に明らかにした。運用の開始時期は非公開。営業担当およびエンジニアによる顧客対応力の強化と業務効率の改善を図る。

 テリロジーでは、営業担当と技術サポートエンジニアのチームが、社外で顧客企業へのサポート業務を行っている。UCソリューションを採用することで、従業員が社外にいても、社内環境と同様に電話を受信し、通話できる。社内勤務の従業員も、社外にいる社員と簡単に情報共有や、ビデオ会議ができる。音声や電子メール、会議、動画、インスタントメッセージングや在席確認のアプリケーションをシームレスに利用することで、時間と場所を問わず仕事ができる。

 テリロジーの事業戦略室ビジネスデベロップメントマネジャーを務める寺田賢一氏は発表文で「顧客の期待以上の価値を提供するためには、社員間、ベンダー、顧客とのコミュニケーションとコラボレーションが重要になる。UCは会社のこの方向性を実現するための必要な投資との位置づけ」とコメントしている。

 採用を決定したソリューションは、ノーテルとマイクロソフトの共同イニシアティブ「Innovative Communications Alliance」により開発されたもの。ノーテルの次世代コミュニケーションシステム「Nortel Communication Server1000」とIP電話端末の「Nortel IP Phone 2007」「LG-Nortel IP Phone 8540」、データネットワーキングソリューションの「Nortel Ethernet Routing Switch」、マイクロソフトの「Microsoft Office Communications Server 2007」を組み合わせたものである。

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