リンク切れやURLの入力間違いで表示される「404 Not Found」ページをカスタマイズして、行き止まりにしないウィジェットが登場した。
米Googleは8月19日、URLの入力ミスやリンク切れ、ページ削除などによって表示される「404 Not Found」のページをカスタマイズし、ビジターを目的のページに誘導するためのウィジェットをリリースした。同社のWebサイト管理者のためのサイト「Google Webmaster Central」の公式ブログで発表した。
通常の404 Not Foundページは「ページが見つかりません」と表示されるだけで、これではせっかくのビジターを逃してしまいかねない。このウィジェットに正しいURLを含むリンクや、上位ディレクトリへのリンク、サイトマップ、サイト検索クエリーの提案や検索ボックスなどの情報を追加して自分のサイトの404 Not Foundページに組み込んでおくことで、ビジターをサイトに誘導できるようになる。
公式ブログによると、ウィジェットを追加するには、GoogleのWebサイト管理者向けツールWebmaster Toolsの「Enhance 404 pages」でJavaScriptスニペットを生成し、自分の404ページのコードにコピー&ペーストする。404 Not Foundページ全体の外観を変更することもできる。ただし、このウィジェットは現時点ではあくまで試作品の段階にあるという。
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