SourceForge.JPがOpenID対応を発表した。OpenID Authentication 2.0に対応するRelying Partyとして振る舞うほか、Delegateの機能もサポートしている。
OSDNは10月2日、自社が運営するオープンソースソフトウェアの開発サイト「SourceForge.JP」をOpenIDに対応させた。
今回SourceForge.JPはOpenID Relying Partyとなることで、SourceForge.JPのアカウントにOpenIDでログインできるようにした。OP Identifierを含むOpenID Authentication 2.0(1.1にも対応)に対応し、1つのSourceForge.JPアカウントに対して複数のOpenIDも併用可能となっている。
また、「mixi」「Yahoo! Japan」「はてな」「livedoor」などのOpenID providerが提供するOpenIDを利用する場合は、それぞれに用意されたリンクボタンを利用してのログインも可能。
さらに、Delegate(移譲)の機能もサポートしており、各ユーザーは自身のユーザーサマリページのURL(http://sourceforge.jp/users/ユーザー名)を自分のOpenIDとして利用することも可能。
OSDNでは、OpenID対応は外部サイトとの連携を可能とする第一歩となる重要な転機と説明、今後は外部のサイトとの連携を深めていくほか、SourceForge.JPにホスティングしているオープンソースプロジェクトに対して、OpenIDの提供を行うことも計画しているという。
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