MS、中小企業向けサーバソリューション「Windows SBS 2008」「Windows EBS 2008」提供開始

Microsoftが中堅中小企業をターゲットとした、2種類のサーバ製品の一般提供を開始した。

» 2008年11月14日 07時59分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは11月12日、2つのサーバソリューション、小規模企業向けの「Windows Small Business Server 2008(SBS 2008)」と中規模企業向けの「Windows Essential Business Server 2008(EBS 2008)」の一般提供を開始したと発表した。いずれもオールイン型サーバスイート「Windows Essential Server Solutions」ファミリーを構成する製品で、大企業向けのサーバ技術を、中小企業が必要とする規模で低コストで提供するのが目的。

 SBS 2008は使用するPCが最大で75台までの企業向け、EBS 2008は300台までの企業を対象とする。

 両製品ともに、Windows Server 2008、Exchange Server 2007、Microsoft SQL Server 2008などのソフトウェアとサービスを組み合わせたスイートで、Windows Mobile端末をサポートする。それぞれStandardとPremiumのエディションがあり、両エディションとも5クライアントアクセスライセンス(CAL)が付く。Windows Server 2008対応の認定を受けたアプリケーションはほぼすべて動作するという。

 価格は、Windows Small Business Server 2008のStandardが1089ドル(CALの追加は1CAL当たり77ドル)、Premiumは1899ドル(同189ドル)。Windows Essential Business Server 2008は、Standardが5472ドル(同81ドル)、Premiumが7163ドル(同195ドル)となっている。

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