KDDIは、携帯電話やPCで利用するSaaS型アプリケーションの第二弾として交通費精算サービスを開始した。
KDDIは12月12日、携帯電話やPCで利用するSaaS(サービスとしてのソフトウェア)型アプリケーションサービス「Business Port」の第二弾として、GCT研究所の交通費精算サービス「Just-iS」の提供を始めた。
Just-iSは、従業員の交通費申請や上長の承認、経理部門のチェック、振り込み精算などの一連の業務プロセスをWeb上で処理できるもの。社員はSuicaやPASMOなどのICカードや携帯電話から交通費データを読み取り、ファイルをWeb上にアップロードするだけで交通費の精算ができる。
利用履歴の全データからの私用分のデータを排除する機能や、訪問先およびプロジェクト単位でこれらの経費を管理したり、原価コードを付与したりする機能も搭載する。一括入力する機能や経理業務をサポートする機能もあり、申請から監査までの時間を短縮して、業務の正確性を高められるという。
利用料金は1ユーザー当たり月額980円となっている。Business Portのサービスでは4月からMicrosoft Outlookを利用するサービスを提供している。
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