Microsoft、Windows 7β版を提供開始

Windows 7β版は既に開発者向けに公開しており、一般ユーザー向けには9日にリリースする。

» 2009年01月08日 14時27分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは1月7日、次期版OS「Windows 7」β版およびオンラインサービス・アプリケーションスイート「Windows Live」の最新版のリリースを2009 International Consumer Electronics Show(CES)で発表した。

 Windows 7のβ版は7日にMSDN、TechBeta、TechNet利用者向けに提供開始され、9日に一般ユーザー向けに同OSのサイトでダウンロード提供される。

 Microsoftは、Windows 7開発に当たってはパフォーマンス、信頼性、セキュリティ、互換性、バッテリー駆動時間に重点を置いたとしている。また日常的な作業をより速く、簡単にできるようにし、Jumplists、Previews、新しいタスクバーなどの機能でよく使うアプリケーションをすぐに利用できるようにしたという。同OSには、ホームネットワーク上の音楽やビデオのストリーミングを容易にする「Play-to」機能もある。

 またMicrosoftはWindows Liveの最新版を世界各国でリリース。併せて、同スイートに関する米Dell、米大手SNSのFacebook、米大手キャリアVerizon Wirelessとの提携も発表した。Dellは2月に、コンシューマーおよび小規模企業向けPCにWindows Live Essentials(IM、電子メール、写真アプリケーションを含む無料スイート)とLive Searchをプリインストールする。Facebookは写真など同サイト上のコンテンツをWindows Liveと共有できるようにする。Verizon Wirelessとは検索と広告に関する5年間の提携の下、自社の携帯電話加入者にLive Searchを提供する。

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