東芝は、独自開発した自動推薦技術をソフトウェア製品「高機能レコメンド・エンジン」として発売した。ECサイトやビデオオンデマンドのシステムなどと容易に連携できる。
東芝は1月13日、独自開発した自動推薦技術をソフトウェア製品「高機能レコメンド・エンジン」として発売した。
同ソフトウェアは、商品の紹介文やコメントから解析したユーザーの嗜好と、過去に選んだ商品の履歴を組み合わせて商品を推薦する。商材やユーザーの利用履歴といった分析用のデータを蓄えるシステムと連携して使う。
同社のDVDレコーダー「VARDIA」シリーズやノートPC「Qosmio」シリーズの番組推薦機能に活用している技術を使っている。入力データの解析や演算、履歴分析などの機能をモジュール(部品)化しており、EC(電子商取引)サイトに加え、e-ラーニング、ビデオオンデマンド(VOD)のシステムと連携できるのが特徴。
高機能レコメンド・エンジンの動作環境は以下の通り。
種類 | 動作環境 |
---|---|
CPU | PC/AT互換機(Intel製x86ならびにその互換CPU) |
物理メモリ | 2Gバイト以上 |
OS | Linux 2.6 |
ミドルウェア | PostgreSQL 8以降(Oracleへの対応も検討中) |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.