東芝、DVDレコーダー「VARDIA」で活用している自動推薦機能を製品化ECサイトやVODと連携可能

東芝は、独自開発した自動推薦技術をソフトウェア製品「高機能レコメンド・エンジン」として発売した。ECサイトやビデオオンデマンドのシステムなどと容易に連携できる。

» 2009年01月13日 18時54分 公開
[ITmedia]

 東芝は1月13日、独自開発した自動推薦技術をソフトウェア製品「高機能レコメンド・エンジン」として発売した。

 同ソフトウェアは、商品の紹介文やコメントから解析したユーザーの嗜好と、過去に選んだ商品の履歴を組み合わせて商品を推薦する。商材やユーザーの利用履歴といった分析用のデータを蓄えるシステムと連携して使う。

 同社のDVDレコーダー「VARDIA」シリーズやノートPC「Qosmio」シリーズの番組推薦機能に活用している技術を使っている。入力データの解析や演算、履歴分析などの機能をモジュール(部品)化しており、EC(電子商取引)サイトに加え、e-ラーニング、ビデオオンデマンド(VOD)のシステムと連携できるのが特徴。

 高機能レコメンド・エンジンの動作環境は以下の通り。

種類 動作環境
CPU PC/AT互換機(Intel製x86ならびにその互換CPU) 
物理メモリ 2Gバイト以上 
OS Linux 2.6 
ミドルウェア PostgreSQL 8以降(Oracleへの対応も検討中)

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