ビックカメラが運営するECサイト「ビックカメラ.com」に、ユーザーの行動履歴にあわせて商品を自動推薦する機能が追加された。サイト内における回遊率を高め、客単価の向上を目指す。
ビックカメラは、同社が運営するEC(電子商取引)サイト「ビックカメラ.com」に、ユーザーの行動履歴からお勧めの商品を自動で表示するサービスを取り入れ、11月4日に稼働を開始した。自動推薦エンジンを導入したホットリンクが11月27日に発表した。
掲載する商品の種類や点数が増えていたビックカメラ.comでは、ユーザーを効率的に目的の商品のページに誘導し、サイト内の回遊率を高め、サイトからの離脱率を減らすことを目指していた。
ビックカメラ.comに導入したのは自動推薦エンジン「レコナイズ」。これはユーザーの行動履歴やクリックした商品の情報から、目的としている商品を割り出し、自動で推薦するもの。トップページ、商品詳細ページ、購入する商品を閲覧できるショッピングカートページに取り入れた。
トップページとカテゴリーページでは、ユーザーの行動履歴と商品の属性情報から、ユーザーの嗜好性に近い商品を表示させられるようになった。ショッピングカートページでは、過去に選んだ商品と関連のある商品を推薦する。
ビックカメラでは、現在導入の効果を検証している。
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