「Wikipedia SearchMonkey App」がデフォルトでオンになり、検索結果にWikipediaが含まれる場合、写真、目次とテキストの一部が表示されるようになった。
Yahoo!は1月15日、Yahoo!検索の結果にWikipediaへのリンクが含まれる場合、説明内容の一部を標準で表示されるようにしたと発表した。同社の開発プラットフォームSearchMonkeyで開発された新しいアプリケーション「Wikipedia SearchMonkey App」を常にオンの状態にすることで実現しているという。
WikipediaのSearchMonkeyアプリはこれまでも公開されており、Yahoo!はアプリの利用状況を過去数カ月間にわたって観察した結果、今回新たなアプリケーションを開発したという。
このWikipediaアプリは、検索結果のWikipediaページの記事の最初の4行、目次の最初の4項目に直接飛べる抜粋を表示する。該当ページに写真が掲載されていれば、写真も表示する。
例えば、モダン家具に興味があり、イームズの椅子について知りたいとする。「Eames chair」で検索すると、2件のWikipediaが表示される。写真やテキストが表示されるので、どちらの情報がより目的に近いかをクリックする前に判断できる。
この機能は「Options」の「Preference」の「Enhanced Results」でオフにすることもできる。
Wikipeda以外の参照サイトに対応したSearchMonkeyアプリとしてはHowStuffWorks、eHow、CIA World Factbook、Merriam-Websterなどがあり、ギャラリーから追加することができるとしている。
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