ブロードバンドセキュリティは、インターネット経由でシステムの脆弱性を診断するサービスを始めた。
ブロードバンドセキュリティ(BBsec)は1月19日、インターネット経由でネットワーク機器やシステムの脆弱性を遠隔診断する「Cracker Guard」サービスを開始した。
同サービスは、ルータやスイッチ、ファイアウォールなどのネットワーク機器と、Webやメール、データベースなどの各種サーバ、Webアプリケーションを対象に、1万5000以上の項目を用いて脆弱性を遠隔診断する。
見つかった脆弱性は「低度」〜「緊急」の5段階で危険度を分類し、ユーザーはWebの管理画面でリアルタイムに状況と対処法を確認できる。診断情報は1年間保存でき、対策の進展状況などを比較したり、外部に提示したりすることに活用できるという。
利用料金は、ベーシックスキャン(対象グローバルIPアドレスが5、ドメインURLが1の場合)で年間31万5000円から。同社では初年度200社の利用を見込む。
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