小林啓倫氏「シロクマ日報」のネットにシフトするCNNでは、メディアがネットにシフトしていくことについて紹介しているが、はたして日本ではどうなっていくか。
テレビでは、地上デジタル放送の動きが進んでいる。特に、今年に入ってから民放でも「アナログ」表記がCM以外の時間、ずっと付けられている。中村昭典氏「中村昭典の、気ままな数値解析」の【2,350万世帯】 アナログ表示の前に、タイサク表示をでは、「アナログ」表記をするよりもやることがあるだろうと提示。
テレビでは、とんでもないことも起きた。テレビ番組中に情報として掲載されたブログが、スタッフが再現したものだというのだ。加藤恭子氏「きょこ コーリング」のブログを何かに掲載するときの許可って?テレビ番組のブログ自作に思うで書かれているが、連絡がつかないのならば使わずに別のものを使えばいい。個人的な経験だが、、筆者も個人のWebサイトが「検索ちゃん」という番組の回答に使われたことがあった。このときは、事前にスタッフからの許諾メールがきて快諾した覚えがある。個人ブログなどが掲載されるケースは今後も増えていくだろうが、メディア側も注意してほしいものだ。
著作権問題では、末岡洋子氏「欧州の視点」のマン島、税導入で音楽共有を合法化?も気になった。税で音楽共有とは……。少なくとも日本ではあり得なさそうだ。
夏目房之介氏「夏目房之介の「で?」」の日本経済新聞夕刊の連載「TVウォッチ」打ち切りは、他人事とは思えなかった。紙媒体の消滅がここ数年で増加している。夕刊は存続も難しいようで、沖縄タイムスや琉球新報が、3月からの夕刊廃止を発表している。不況で読者離れが加速したのだろうか。
佐川明美氏のもう一つ、不況時にはやるもの:図書館も、日本と同じだと思った。実際、筆者の地元の図書館も、人気書籍は予約が殺到するし、以前よりも利用者が増えたように感じる。その中で、新聞の三行広告が無料になります:シアトルタイムスという試みが。日本で追随するところが出るかは分からないが……。
不況について、オルタナブロガーたちはこんな意見を書いている。
ブロガー | ブログ | エントリー |
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川上暁生氏 | 「ITコンシェルジュの Try ! & Error ?」 | 派遣会社の存在が表に出てこないのはなぜ? |
佐藤比呂志氏 | 「隠れた財産」 | インフォアが答えるグローバル競争に金融不安、日本企業は何を考えるべき |
武田隆氏 | 「武田隆のCGMに進路を取れ」 | 不景気の時代に向けて |
野石龍平氏 | 「野石龍平の人事/ITコンサル徒然日記」 | 不況下における育成・採用の捉え方 |
平野洋一郎氏 | 「Alternative 笑門来福」 | 「ピンチをチャンスに」って具体的には? |
筆者が気になったのは、川上暁生氏「ITコンシェルジュの Try ! & Error ?」の派遣会社の存在が表に出てこないのはなぜ?と、平野洋一郎氏「Alternative 笑門来福」の「ピンチをチャンスに」って具体的には?だ。前者は昨年から「なぜ?」と疑問だったし、後者も確かにスローガンだけになっている気がしてならなかったからだ。
筆者が先日、ネットの逆流(8):背に腹はかえられぬ? 増加する値上げ、課金で取り上げた、リンククラブの予告なし課金問題。
その後、佐々木康彦氏「平凡でもフルーツでもなく、、、」の【予告無し課金問題】やっぱり私も引き落としされてました(苦笑)という投稿があった。この件にはさらに後日談があり、1月27日に投稿された【予告無し課金問題】リンククラブへの返金申込期限は2009年1月末日によると、毎月届くニュースレターに、ようやく記載があったとか。しかし解せないのは、返金は2009年1月末日までに連絡をという点。こういうものは、少なくとも告知から1〜2カ月は期間を取るものではないだろうか。2月になってこの件が幕引きするのか、注視したいところだ。
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