Google、Microsoftら7社、ホワイトスペース活用のためのデータベース開発で協力

未使用テレビ周波数帯使用を本格化するため、IT業界の7社が団体を設立した。

» 2009年02月05日 08時00分 公開
[ITmedia]

 GoogleやMicrosoftら米IT企業大手7社は2月4日、未使用テレビ周波数帯、通称「ホワイトスペース」活用のためのデータベースを開発するグループ「White Spaces Database Group」を設立すると発表した。参加するのはComsearch、Dell、Google、Hewlett-Packard(HP)、Microsoft、Motorola、NeuStarの7社。

 米連邦通信委員会(FCC)は2008年11月、周波数ライセンスを受けていないデバイスによるホワイトスペースの利用を認可した。ホワイトスペース対応端末は、まずホワイトスペースのデータベースにアクセスし、どのチャンネルが空いていて利用可能かを確認する必要がある。ほかの周波数帯に影響を与えるのを回避するためだ。未使用周波数帯は、地域によって異なる。

 7社が設立した新団体は、このデータベースを構築するとともに、オープンなデータ形式とプロトコルの規格を定めることを目的としている。

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