為替変動がなければ、売上高は11%増えていたという。
米Oracleが3月19日発表した第3四半期(12〜2月期)決算は、売上高は54億5300万ドルで前年同期比2%増、純利益は13億2900万ドルで1%減だったが、1株当たり利益は26ドルと前年同期と同じだった。
ソフトウェア収入が前年同期を5%上回る44億3300万ドル、サービス収入は8%減の10億200万ドルだった。ソフトウェア収入のうち、新規ソフトウェアライセンス収入は6%減の15億1600万ドル、ライセンス更新・サポート収入は11%増の29億1700万ドルとなっている。
同社は第3四半期の業績は為替の急激な変動の影響を強く受けており、米ドルが前年同期と同じであれば、純利益は1株当たり18%増、売上高は11%増になっていたとしている。
また同社は初めて普通株の配当を支払うことを発表した。四半期配当は1株当たり5セントで、4月8日時点での普通株保有者を対象に、5月8日に支払う計画だ。
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