製造マネジメントニュース:
会計不正問題で揺れるニデック、原因は「短期的収益を重視し過ぎる傾向」にあり
ニデックは、2025年度第2四半期の連結業績を発表するとともに、グループ会社の不適切会計に対する対応について説明を行った。(2025/11/17)
ソフトバンクは「純増にこだわらない」と宮川社長、長期利用者を重視 決算会見で語られたこと
ソフトバンクが2025年度上期決算で過去最高の売上高3兆4008億円を記録する一方、モバイル戦略を大転換。宮川社長は「純増にこだわらない」と明言し、短期解約者より長期利用者を重視する方針を表明した。(2025/11/5)
リニア中央新幹線、品川・名古屋間の総工事費11兆円に 前回計画から約4兆円増
JR東海は10月29日、リニア中央新幹線の品川・名古屋間について、総工事費の見通しを約11兆円に引き上げたと発表した。2023年12月に認可を受けた計画(7.04兆円)から、約4兆円の増額となる。物価高騰や難工事への対応、設計仕様の深度化などが要因という。(2025/10/29)
なぜ人は「うまい話」に群がるのか――「みんなで大家さん」の高利回りは明らかに「持続不可能」だった
年利6〜7%の「高利回り」と「元本割れなし」を信じた投資家たち。だが、その実態は資金の“付け替え”による延命だった。崩れた安全神話が示すのは、個人投資家の危うい「信じたい心理」だ。(2025/10/29)
トヨタ自動車におけるクルマづくりの変革(9):
豊田佐吉が「発明家」から「技術経営者」に進化、豊田喜一郎も登場
トヨタ自動車がクルマづくりにどのような変革をもたらしてきたかを創業期からたどる本連載。第9回は、豊田佐吉が「発明家」から「技術経営者」に進化した1909年(明治42年)〜1914年(大正3年)における日本の政治経済の状況や世界のクルマの発展を見ていく。佐吉の長男でありトヨタ自動車工業を立ち上げた豊田喜一郎も登場する。(2025/10/28)
日刊MONOist月曜版 編集後記:
日本にとって、円高がいいのか円安がいいのか
今後の日本の目指す方向性によって変わります。(2025/10/27)
生成AIで金融業界の構造課題を打破できるか AWSで進む三菱UFJ、JPX総研、東京海上日動システムズの改革
AWSが開催したイベントで、大手金融機関3社が生成AI活用事例を語った。システム開発の生産性向上から高度な情報検索、顧客提案の変革まで、各社が挑む具体的な取り組みをレポートする。(2025/10/17)
古田拓也「今更聞けないお金とビジネス」:
金高騰は「バブルではない」? 世界の中央銀行が“金争奪戦”を続けるワケ
金の価格は、わずか2年間で約2倍に跳ね上がった。これはバブルなのだろうか? 否、単なるバブルとして片付けられるものではない。その理由について解説する。(2025/10/3)
小川製作所のスキマ時間にながめる経済データ(39):
かつての“輸出大国”日本の復活はあるのか 貿易データが示す立ち位置の変化
ビジネスを進める上で、日本経済の立ち位置を知ることはとても大切です。本連載では「スキマ時間に読める経済データ」をテーマに、役立つ情報を皆さんと共有していきます。今回は日本の貿易の変化や国際的な立ち位置について紹介します。(2025/9/25)
トヨタ自動車におけるクルマづくりの変革(8):
技術開発に専念した豊田佐吉の発明の数々、ついに英米の織機技術に肩を並べる
トヨタ自動車がクルマづくりにどのような変革をもたらしてきたかを創業期からたどる本連載。第8回は、新たな会社組織として豊田式織機を設立し技術開発に専念した豊田佐吉が生み出した発明の数々や織機を中心に、1905年(明治38年)〜1908年(明治41年)における日本の政治経済の状況や世界のクルマの発展を見ていく。(2025/8/19)
80兆円投資のトランプ関税合意、一番損するのは「米国の一般国民」だといえる理由
2025年7月、日米が追加関税の引き下げと80兆円の対米投資で合意。市場は好感したが、雇用統計の悪化や米国民への負担増が浮き彫りに。損をしているのは本当に日本なのか――その構造に迫る。(2025/8/7)
バフェットは否定的? 株式分割が抱える「見えないコスト」
株式分割を通じて個人投資家を呼び込もうとする企業が増えている。しかし、投資信託やETFの普及、実務コストの増加などにより、その意義は揺らぎ始めている。(2025/7/29)
製造マネジメント メルマガ 編集後記:
日本の対米関税交渉は結果的に大勝利ではないかと考える理由
不透明な投資領域も一方的に不利なものではないと考えます。(2025/7/28)
朝日インタラクティブは「4X」に 朝日新聞社がグループ5社を2社に再編へ
朝日新聞社は6月30日、事業ポートフォリオ見直しの一環として、グループ5社を10月1日付で2社に再編すると発表した。(2025/7/1)
「PayPay以外の優待も考えて」「携帯料金の値上げは?」「孫さんや宮川さんと写真を撮りたい」 ソフトバンク株主総会の質疑応答
ソフトバンクが6月26日、第39回定時株主総会を開催した。質疑応答では、株主から通信、金融、AIに関する事業戦略から会社経営の在り方、“ファン”としての要望まで、さまざまなトピックが挙がった。携帯料金の値上げについて、宮川潤一社長は慎重な姿勢を示した。(2025/6/26)
日本製鉄は結局損したのか、得したのか?――USスチール2兆円買収、「黄金株」の重み
日本製鉄によるUSスチール買収が事実上決着。しかし米政府の「黄金株」条件が重くのしかかる――巨額投資の行方と真価が試される統合劇の全貌とは。(2025/6/18)
小川製作所のスキマ時間にながめる経済データ(35):
「日本は所得格差の小さい国」は本当か? 所得格差を表す「ジニ係数」で見る
ビジネスを進める上で、日本経済の立ち位置を知ることはとても大切です。本連載では「スキマ時間に読める経済データ」をテーマに、役立つ情報を皆さんと共有していきます。今回は家計の所得格差を表す「ジニ係数」について解説します。(2025/5/27)
“ポケポケ効果”で「利益10倍」なのに株価急落のDeNA、一体なぜ?
好調な決算にもかかわらず、市場が厳しい評価を下した理由はどこにあるのか。(2025/5/16)
産業動向:
五洋建設、連結売上高初の7000億円超 海外の追加工事損失計上で減益
五洋建設の2025年3月期連結売上高は前期比17.8%増の7275億円で、初めて7000億円を超えた。国内は増収増益となったが、シンガポールや香港の大型土木工事で追加損失を計上した影響で、営業利益は同25.6%減の217億円、経常利益は同30.8%減の188億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同30.3%減の125億円となった。(2025/5/14)
NISAの理念と矛盾? 「毎月分配型」容認で揺らぐ制度の信頼
その設計には、NISA制度本来の理念との齟齬がある。(2025/5/2)
古田拓也「今更聞けないお金とビジネス」:
オリエンタルランド「株価暴落」の謎 最高益なのに、なぜ?
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが4月26日、「創業65周年記念株主優待」の実施を発表した。一見すれば、節目を祝う株主への好意的な配慮に思える。だが、この「記念優待」は、苦しい経営の現実と市場の期待剥落を受けた防衛策とも受け取れる。(2025/5/2)
小川製作所のスキマ時間にながめる経済データ(33):
なぜわれわれの生活が苦しく感じるのか? 等価可処分所得で見てみよう
ビジネスを進める上で、日本経済の立ち位置を知ることはとても大切です。本連載では「スキマ時間に読める経済データ」をテーマに、役立つ情報を皆さんと共有していきます。今回は日本の等価可処分所得について見ていきます。(2025/3/31)
古田拓也「今更聞けないお金とビジネス」:
なぜ? くら寿司が株主優待を廃止→2カ月で復活 その“裏目的”とは
くら寿司が、一度廃止した株主優待をたった2カ月で「復活宣言」した件が波紋を呼んでいる。その裏にはどのような目的があると考えられるのか。(2025/3/14)
セブン&アイ、井阪社長退任へ 新社長・デイカス氏「セブンでのバイト経験」から重視することは?
セブン&アイ・ホールディングスは3月6日、井阪隆一社長の退任を発表した。新社長には現在、筆頭独立社外取締役を務めるスティーブン・ヘイズ・デイカス氏が就任する。(2025/3/6)
IT人材不足で倒産も増加:
日本のIT職の給与「中国・香港の半分以下」 問われる経営陣の決断力
「日本のIT人材の給与は、中国やシンガポールと比べて大きく見劣りしている」。こう指摘するヘイズ日本代表のグラント・トレンズ氏に、日本企業の経営者の課題をインタビューした。(2025/3/6)
なぜ半角なのカナ?:
悪者にされがちなマイナカードが私は好きだ! 確定申告で超便利
……時々ちょっと変だけど。(2025/2/28)
なぜパタゴニアは、古着を「新品よりもずっといい」とアピールするのか 背景にある哲学に迫る
消費者の環境意識の高まりなどから活況を見せているリセール市場。中でもアパレル業界で先行するのがパタゴニアだ。同社の「本気すぎる」取り組みを解説する。(2025/2/25)
メルカリ“まさかの”好決算 取引高横ばいも、営業利益79%増のワケ
メルカリの業績が、ここにきて絶好調だ。取引高が横ばいなのに、営業利益は好調な理由とは…。(2025/2/13)
Intelの凋落、終わりなき分断:
2024年の半導体業界を振り返る
本稿では、2024年下半期(7〜12月)の半導体業界をEE Times Japanの記事とともに振り返る。(2025/1/31)
ランサム攻撃でマイナンバーや健診結果など暗号化被害 住宅設備商社のソーゴー
ソーゴーがランサムウェア攻撃を受け、過去に勤務していた人のマイナンバーや健康診断結果などが暗号化されていることを確認。(2025/1/20)
「ポイント経済圏」定点観測:
「イーサリアム保有で年3%」の衝撃 メルコインの“新経済圏”はどこまで広がるのか
暗号資産を持っていると年3%のポイントとして付く。このサービスを提供するのは、暗号資産サービスを手掛けるメルコインだ。同社の狙いはどこにあるのかというと……。(2024/12/26)
日産とホンダ協議で「再編の波」 今後を展望する上での“ポイント”は?
日産自動車とホンダの経営統合を視野に入れた協議は、中国メーカーの台頭や車両の電動化によって自動車産業が変革する中で浮上した。今後を展望する上での“ポイント”を開設する。(2024/12/20)
マーケティング戦略を考察する:
吉野家はなぜ、「カレー」と「から揚げ」の専門店を始めるのか?
牛丼一筋のイメージが強い吉野家HDは、なぜ新業態に進出したのか。(2024/12/18)
目指すのは「ニッチトップビジネスの集合体」:
PR:ゲームデバッグ専門企業から世界の「エンターテインメントBPO企業」へ グローバルで存在感を高めるBPO大手、ポールトゥウィンHDの成長戦略
(2024/12/11)
古田拓也「今更聞けないお金とビジネス」:
破格の「10%還元」即撤回へ ヤマダ積立預金が残した問題
ヤマダNEOBANKが提供する「ヤマダ積立預金」のリリースキャンペーンとして、積立預金金利が10%還元されるという企画が話題を呼んだが、わずか1日で新規口座開設申し込みはダウンした。この事例で浮き彫りになった、高利回り元本保証型商品の問題点を整理したい。(2024/12/6)
最近のスタートアップ「資金調達後のPRあざとくない?」問題 “界隈”にぎわせたCEOに意見をぶつけた
「最近のスタートアップ、資金調達後のPRあざとくない?」──そう思った記者が、スタートアップCEOに素直に意見をぶつけてみた。(2024/10/31)
ずさんなガバナンス:
なぜ「金の卵」を守れなかったのか 東芝と日立、明暗を分けた企業統治のあり方
半導体大手のキオクシアHDが、株式上場を遅らせると発表しました。キオクシアの旧社名は「東芝メモリ」。「金の卵」ともいえる事業を、なぜ東芝は手放したのでしょうか。(2024/10/29)
蓄電・発電機器:
蓄電所ファンドの設立を検討、日本ガイシとSustech
日本ガイシはとSustechが蓄電所ファンドの設立検討を開始。資家から出資を募り、特別目的会社(SPC)を設立して蓄電所を運用する計画。(2024/10/28)
『ビッグマックと弱い円ができるまで』:
なぜビッグマックの価格は「450円→480円」に上がったのか
ビックマックが450円から480円に値上げした。そもそもビッグマックの値段はどのように決まって、なぜ値上げしたのか。(2024/10/22)
古田拓也「今さら聞けないお金とビジネス」:
日産を襲う「ゴーン経営の副作用」 利益99.2%減、PBRは0.24倍──“異常値”の背景は
日産自動車の業績が急激に悪化している。なぜこのような事態を招いたのか。そこにはカルロス・ゴーン氏の改革の“副作用”が関係していると考えられる。(2024/10/11)
業績低迷で窮地も:
「QualcommのIntel買収」は非現実的 生き残りの道は
業績低迷に苦しむIntelをめぐり、過去最大規模のM&Aのうわさが浮上している。一部の報道によれば、QualcommがIntelに友好的な買収提案を行ったという。だが実際に契約が結ばれたとしても、規制当局が阻止する可能性は高い。さらに、アナリストの中には、投資会社からの資金投入など「Intelは生き残るすべを確保できている」と見る向きもある。(2024/9/27)
セブン&アイ買収提案 加盟店オーナーが抱く「期待と不安」とは
7月中下旬にセブン&アイはクシュタールから買収提案を受けた。加盟店オーナーはどのような「期待と不安」を抱いているのか? 取材した。(2024/9/27)
ソフトバンク、株主優待コストに10億円 それでも“元が取れる”と見込むワケ
「株式投資を、より身近に」――。“投資の民主化”が、通信業界に広がりつつある。(2024/9/25)
投資家ウケする人的資本開示:
物言う株主を「けむたがる企業」に未来はない ピンチを“チャンスに変える対話”とは
「投資家と正しく話せる企業」は、時価総額が上がる──このことに注目し、取り組みを強化する企業は増えています。物言う株主との向き合い方や、株主提案がなされたときに、どのように企業成長というチャンスにつなげるべきかを解説します。(2024/9/25)
頭脳放談:
第292回 落日のIntel? いまIntelに何が起きているのか
Intelが大規模なレイオフを発表した。過去にも何度かレイオフを実施しているが、今回は少し様子が違うようだ。半導体の雄、Intelに今何が起きているのか、筆者が分析する。(2024/9/20)
dアカウントとマネックス証券が連携 dポイントで投資信託を購入可能に
NTTドコモとマネックス証券は、マネックス証券の証券総合取引口座とdアカウントの連携を開始。投資信託の保有でdポイントがたまり、dポイントで投資信託の購入が可能となる。(2024/9/19)
Innovative Tech:
宝くじに14回当選した男 「全通り購入」という力技に行き着いた結果は? ドイツの研究者が分析
ドイツの研究者は、1960年代に14回も宝くじに当選したルーマニアのステファン・マンデルさんの手法を分析した研究報告を発表した。マンデルさんが初期に用いた手法「Combinatorial Condensation」は長年謎に包まれていたが、その手法を解明しようと試みた。(2024/9/19)
湯之上隆のナノフォーカス(75):
Intelはどこで間違えた? 〜2つのミスジャッジと不調の根本原因
Intelの業績が低迷している。業績以外でも、人員削減や「Raptor Lake」のクラッシュ問題など、さまざまな問題が露呈していて、Intelが厳しい状況に追い込まれていることが分かる。Intelはなぜ、このような状況に陥っているのか。そこには2つのミスジャッジと、そもそも根本的な原因があると筆者はみている。(2024/8/29)
フルファネルで成果を促進:
OutbrainがTeadsを買収 オープンインターネットの広告プラットフォームを強化
両社の合併により、Webサイト、モバイルアプリ、CTVを介した認知、検討、パフォーマンスの各目標達成を促進する機能を持つオープンインターネットの大規模な広告プラットフォームが誕生する。(2024/8/6)
Intel、2期連続の最終赤字で約1万5000人の人員削減発表
AIの取り組みが奏功して快調なAMDとQualcommと異なり、Intelの4月〜6月期は減収、2期連続の赤字となった。ゲルシンガーCEOは年内に1万5000人を削減する計画を発表した。(2024/8/2)