Googleのエンジニアが中心となって開発が進められているJava用DIフレームワーク「Guice」の最新版となるバージョン2.0がリリースされた。
Googleがかつて社内で利用し、現在はApache License 2.0の下で開発が続けられているJava用DIフレームワーク「Guice」のバージョン2.0がリリースされた。Google Codeからダウンロード可能。
Guiceはアノテーションやジェネリックを活用したDI(Dependency Injection:依存性注入)のためのフレームワーク。最新バージョンではAndroidのようなバイトコードの操作が存在するプラットフォームで矛盾が生じないよう、AOP(アスペクト指向プログラミング)がオプション扱いとなっている。
国内ではあまり話題になっていませんが、GuideはAdWordsやGoogle Docsなど、Googleで使われているJavaベースのアプリケーションでは標準的に使われている実績豊かなDIフレームワークということもあり、今後国内でも注目度を増しそうです。
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