レッドハットは、同社製品を利用しているユーザー企業を対象とするユーザー会を発足させた。会員には大和証券や日本郵政などのビッグユーザーも名を連ねている。
レッドハットは6月1日、情報・意見交換、技術交流を行うためのユーザー会「Red Hat Enterprise User Group」(REUG)を発足させた。
同ユーザー会は、Red Hat Enterprise Linux 、JBoss Enterprise Middleware 、SOAソリューション製品などを利用している企業・団体を対象としており、会員にはセミナーやカンファレンスなどの優待、定期的な情報提供、定例会や分科会を通じた会員相互およびレッドハットとの交流の機会が提供されるという。
現時点で会員数は31社。イーバンク銀行や大和証券、日本郵政、ニッセンホールディングスなどが名を連ねている。同団体では今後1年で会員100社以上の加入を目指すとしている。
ユーザー企業を束ねる団体の設立というのは、それ自体に目新しいものはありませんが、REUGでは、大和証券や日本郵政など、レッドハットのビッグユーザーが名を連ねているのが目を引きます。内部的には技術交流、外部的には導入実績をアピールできるREUGが今後どういった動きを見せるのか注目したいところです。
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