McAfee、一元管理に対応したファイアウォールやクライアント対策製品群を発表

米McAfeeは、セキュリティ管理ツール「ePO」で一元管理を可能にするためのファイアウォールおよびクライアントセキュリティ製品群を発表した。

» 2009年06月09日 19時45分 公開
[ITmedia]

 米McAfeeは6月8日、ファイアウォールおよびクライアント向け統合セキュリティ製品の新製品を発売した。いずれもセキュリティ管理ツール「ePolicy Orchestrator(ePO)」で一元管理できるのが特徴。

 発表したのは、ファイアウォール関連が「McAfee Firewall Enterprise」「同Control Center」「同 Profiler」の3製品。クライアント向け統合セキュリティ製品が「McAfee Total Protection for Internet Gateways」となる。

 Profilerでは、ファイアウォールのルールがアプリケーションやセキュリティ対策に与える影響を自動的に分析し、管理者がルール設定を行う上で参考となるトラフィックの変化などの情報を提供する。ePoを利用することで、ファイアウォールごとのステータス、警告、イベント傾向の全体的な状況をリアルタイムでに把握できる。

 McAfee Total Protection for Internet Gatewaysは、Webおよびメールのセキュリティ対策や情報漏えい対策の機能を1つに統合した。ePOからはクライアントレベルでの脅威状況の把握やポリシー管理が行える。併せて情報漏えい対策の「Network DLP」やゲートウェイセキュリティの「Web Gateway」でもePOに対応。ePO上でブロックしたマルウェアやWebフィルタリング設定、プロトコル別のトラフィック量、情報漏えいに対するアラートを確認できる。

 同社では、これらの製品をePOと連係させることで、ユーザー企業のセキュリティ対策おけるトータルコスト削減に貢献できると説明する。各製品の国内販売などについては未定となっている。

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