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» 2009年06月17日 08時00分 公開

キー配列にこだわる怪光線の主?悲しき女子ヘルプデスク物語(3/4 ページ)

[鐙貴絵,ITmedia]

自分のRealforceにふと目がとまる

 Aさん、仕事時間ですが……。まあ、こんなコミュニケーションも職場には必要かな。ほら、新しく導入するキーボードを検討するために必要だし、「就業時間中です」なんてカタいことをいうのはヤボだし、こんなに嬉しそうなAさんをほったらかしにするのも忍びない。ここは職場内コミュニケーションを優先させよう。それに何より、勉強になるではないか!

 ……ということで、触らせてもらうことにしたわたし。なんだかんだいって、興味があるのである。なるほど、確かに打ち心地は、私が使っているRealforceとそっくりだ。でもまったく同じ、というわけでもない。印象的だったのは、その打ち心地ではない。小ささだ。会社にあるノートPCのキーボードより小さい。なのに、キーの大きさは普通のキーボードと同じぐらいあるのだ。よくもまあ、ここまで詰め込んだものだと感心するわたし。

わたし 最後の1台だなんて、Aさんを待っていたみたいですね。

Aさん そう思うだろ?

 いや、本当はそうは思わない。でもここは笑顔、笑顔。「今までのHappy Hacking KeyboardやRealforceと、どこが違うのですか?」と聞いてみる。

 ちなみにこういう場合、オタクがしゃべりたくてしようがないことをあえて突き、聞き出してしまうのが、話を円満かつスピーディに終わらせる早道だ。過去のキーボードとの違いや他社のキーボードとの比較、使い心地などを一通り聞き出してやれ。

Aさん やっぱりイチオシは、この打鍵感。そして極限にまでキー数を減らしたこの潔さ。やっぱりキーボードは、小さくてしかもキーピッチがまったく犠牲になっていない、というやつに限るね。しかも、CtrlキーがちゃんとAキーの横にある。これだけでもこのキーボードの存在意義はデカいんだ。今までのHappy Hacking Keyboard Proもめちゃくちゃ欲しかったのだけど、普段ワープロソフトやエディタなどを多用するわたしには、単独のカーソル移動キーがないことは重要な問題でね。それでずっと、買うのを控えていたんだよ。足の高さが3段階で調節できるのも嬉しいね!

 そうか、以前のHappy Hacking Keyboard Professionalには、単独のカーソルキーすらなかったのか……。でもそれも、設計思想なんだろう。それにしても、思い切ったキーボードだ。

 そんな話を30分近くしただろうか。「今お使いのRealforceはどうするんですか?」とか、「USB接続のキーボードは『チョッといただけない』のではなかったのですか?」とかは、触れてはいけないタブーの話題である。やっと開放されて自分の机に戻ってきたら、机の上にあるRealforceにいやおうなしに目がとまる。手垢のようなもので汚れているなぁ。この間掃除したのは……去年の夏前? 気になると止まらないわたしの性格も手伝って、とりあえずキーボードの掃除をすることにした。これも仕事だ、と無理やりこじつけて――。

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