トランスコスモス、ポストクリックやポストインプレッションの広告分析サービス

トランスコスモスは、ポストクリックやポストインプレッションに特化した広告効果を分析、リポートするサービスを始めた。

» 2009年07月15日 14時29分 公開
[ITmedia]

 トランスコスモスは7月15日、ポストクリックやポストインプレッションに特化した広告の分析とリポートを提供するサービスを始めた。ネットレイティングスのアクセス解析やダブルクリックの広告配信サービスを活用する。

 ポストクリックやポストインプレッションとは、Web広告を利用者がクリックしたり、閲覧したりしたものの、その場ではコンバージョン(商品購入などの成果)につながらず、後にコンバージョンにつながった場合の広告効果を指す。

 ポストクリック分析では、コンバージョンにつながったユーザーが接触したすべての流入行動(バナー広告、検索行動など)、Webサイト内のコンテンツとその利用動向から、ユーザーの行動に影響を与えたページ(間接効果)を計測する。コンバージョンにつながったユーザーの属性情報と購買内容も関連付けることで、一連の流れを分析できる。

 また、ポストインプレッション分析では、ダブルクリックの広告配信サービス「DART」を活用し、Web広告を見せることの効果を数値化し、ネットレイティングスのインターネット視聴率データや業界ごとのWeb広告出稿データを併せて分析する。これにより、Web広告の効果を最大化させるための方法を立案できるという。

 トランスコスモスは、Web広告から直接コンバージョンにつながった場合だけでは広告効果を適切に計れないといい、ポストクリックやポストインプレッションの効果分析を併用することで、潜在顧客の発掘など販売機会の拡大につながると説明。2009年度中に20社の利用を見込んでいる。

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