Windows 7のアップグレードは? セキュリティは? 4つの疑問を検証する(3/7 ページ)

» 2009年08月25日 13時00分 公開
[Andrew Garcia,eWEEK]
eWEEK

 テストに使ったコンピュータ2台、さらにWindows 7 RTM版をインストールしたほかのマシン数台(Lenovo T60pおよびX61を含む)について言えば、最近のマシン(ここ3年以内)のドライバは容易に入った。インストールメディアだけでも驚くほどドライバがそろったし、Windows Updateに最初に接続したときはさらに多くのドライバが提供された。先に述べた4台のマシンでは、インストールメディアでもWindows Updateでもドライバが手に入らなかったのは、1台のノートPCの無線LANだけだった。

 しかし場合によっては、ドライバが機能するかちょっと不確実なこともあった。例えばLenovo X61では、64ビットWindows 7のIntel 965チップセットアダプタ用ビデオドライバは一応動いたが、かなりの調整が必要だった。特にX61のVGAコネクタに外部ディスプレイを取り付ける場合は、外部ディスプレイを最大解像度で使うために、定期的にリフレッシュレートを調整し直さなくてはならなかった。

 Windows 7のドライバサポートとパフォーマンスは、10月22日の発売までに大きく改善されると期待している。だが、古いデバイスのレガシーサポートが魔法のように現れると思ってはいけない。ベンダーがVistaに対応したドライバを作っていなかったら、Windows 7用のドライバは登場しないだろう。

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