日立情報はWebアプリケーションファイアウォール(WAF)の機能をSaaS形態で提供するサービスを始めた。
日立情報システムズは9月8日、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)の機能をSaaS(サービスをしてのソフトウェア)形態で提供するサービスを始めた。月額利用料は1ドメイン当たり9万9750円から。
同サービスはさまざまなセキュリティ対策機能をSaaSで提供する「SHIELDeXpress セキュリティオンデマンド」の新メニュー。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング、OSコマンドインジェクション、バッファーオーバーフローなどのWebアプリケーションに関連する脆弱性を狙った攻撃を防ぐ。
同社の監視センターが24時間体制で利用企業のWAFを運用監視する。インターネットや専用線、インターネットVPNなど複数の接続方法を選択できるのが特徴。料金に別途初期費用の15万7500円が必要になる。
同社では2010年度末までに500社の利用と累計で10億円の売り上げを見込む。
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