日立情報、月額料金で使うWAFの新サービス

日立情報はWebアプリケーションファイアウォール(WAF)の機能をSaaS形態で提供するサービスを始めた。

» 2009年09月08日 15時50分 公開
[ITmedia]

 日立情報システムズは9月8日、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)の機能をSaaS(サービスをしてのソフトウェア)形態で提供するサービスを始めた。月額利用料は1ドメイン当たり9万9750円から。

 同サービスはさまざまなセキュリティ対策機能をSaaSで提供する「SHIELDeXpress セキュリティオンデマンド」の新メニュー。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング、OSコマンドインジェクション、バッファーオーバーフローなどのWebアプリケーションに関連する脆弱性を狙った攻撃を防ぐ。

 同社の監視センターが24時間体制で利用企業のWAFを運用監視する。インターネットや専用線、インターネットVPNなど複数の接続方法を選択できるのが特徴。料金に別途初期費用の15万7500円が必要になる。

 同社では2010年度末までに500社の利用と累計で10億円の売り上げを見込む。

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