NECとウィルコムは、モバイルに対応した企業向け通話システムの普及に向けて協業する。
NECとウィルコムは9月17日、PHSとコミュニケーションサーバシステムを利用した企業向けFMC(Fixed Mobile Convergence)で協業すると発表した。普及推進を目的とした「FMC拡販推進プロジェクト」を共同で立ち上げる。
同プロジェクトは、PHS端末を内線システムに組み込むウィルコムのモバイル内線ソリューション「W-VPN」と、NECの「UNIVERGE」ソリューションを連係させ、外線や内線、固定回線やPHSを融合した通話ソリューションの普及を図る。
2社のパートナー企業も含めて活動し、顧客企業における通信コストの削減や利便性の向上、経営活性化などを支援していくという。具体的には、販売パートナーへの情報発信を強化するほか、W-VPNとUNIVERGE製品の動作検証、NECの販売代理店への技術支援、2.5GHz帯を利用した無線ブロードバンドサービス「WILLCOM CORE XGP」の情報提供などを行う。
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