米Novell、「Google Wave」と相互依存可能なコラボレーションプラットフォーム「Novell Pulse」

Novellは、企業向けリアルタイムコラボレーションプラットフォーム「Novell Pulse」を発表した。Google Waveとの連携も可能となっており、正式版は2010年前半に提供される見込み。

» 2009年11月05日 14時59分 公開
[末岡洋子,SourceForge.JP Magazine]
SourceForge.JP Magazine

 米Novellは米国時間の11月4日、企業向けリアルタイムコラボレーションプラットフォーム「Novell Pulse」を発表した。単一のインタフェースでメッセージを管理でき、「Google Wave」との相互運用性もある。

 Novell Pulseは企業向けのソーシャルネットワーキングスイート。電子メール、ドキュメント編集、ソーシャルメッセージツールなどで構成される。メッセージでは、単一のインタフェースでさまざまなソーシャルネットワーキングサービスのメッセージ、電子メールメッセージ、インスタントメッセージ(IM)などを閲覧、管理できる。米Googleのコミュニケーションプラットフォーム「Google Wave」にも対応、Google Waveユーザーとシームレスに連携できる。

 Novell Pulseではリアルタイムのコラボレーション機能を備え、チームメンバーとドキュメントを共有しながら共同で編集したりできるという。セキュリティ機能も大きな特徴で、企業のIDアクセス管理システムと連動するプロビジョニング、サインオン、認証機能によりコンテンツの保護と規制順守対策を講じることができるという。

 限定βの開始は2010年はじめの予定。正式版は2010年前半にホスティング版の提供が開始され、その後オンプレミス版を提供するとのこと。

NovellのサイトではNovell Pulseのページも立ち上がっている

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