「ツイート」のほかにも、「アプリ」や性的な写メを送る「セクスティング」も、米レイクスペリオル州立大学の「消えるべき言葉」リストに入っている。
「ツイート」も「セクスティング」も英語から消えるべき――米レイクスペリオル州立大学がこう宣言している。
同校は毎年、誤用や過度の使用、一般的には役に立たないという理由で消えるべき言葉のリストを発表している。35回目となる今回のリストには、ツイートやアプリといったIT関連語も入っている。
同校はtweet(ツイート)を選んだ理由について、「ツイートという言葉はあまりに頻繁に聞かれるようになり、意味を失った」と述べている。またapp(アプリ)については「どうして英語を2インチの画面に収まるように短縮しなければならないのか」「プログラムと呼んではいけないのか」、携帯で性的な写真を送るsexting(セクスティング)は、「偶然気の利いた言葉のマッシュアップを生み、ティーンを巻き込み、テレビ番組の司会者の興味を引くような危険な新トレンドは消えなければならない」としている。また、SNSでfriendを「フレンド登録」という意味で動詞として使うのもやめるべきであり、「フレンドリクエストを送る」といった言い方をするべきという。
このほか同校のリストには、「in these economic times…(この経済情勢の中)」「stimulus(景気刺激策)」「toxic assets(不良資産)」「too big to fail(大きすぎてつぶせない)」などの経済関連語も挙げられている。
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