これまでオプションとして提供されてきたGmailのHTTPS接続がデフォルト設定になった。
米Googleは1月12日、GmailでHTTPS接続をデフォルトにすると発表した。
Googleは現在、すべてのGmailユーザーに向けて新たなデフォルトを展開している。パフォーマンスの理由からHTTPS接続を使いたくないユーザーは、Gmailの設定メニューから変更できる。
HTTPS接続は2008年からGmailでオプションとして提供されていたが、Googleはセキュリティ強化のためにHTTPSをデフォルトにすることを検討していた。HTTPS接続ではデータが暗号化されるためセキュリティが向上するが、反面、転送速度が遅くなるというデメリットもある。Googleはメリットとデメリットを検討した結果、HTTPS接続のデフォルト化を決定したとしている。
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