ウォッチガード、コンテンツセキュリティやDLPを内蔵したアプライアンス新製品

ウォッチガードは、メールやWebのセキュリティ機能や情報漏えい対策のDLP機能を搭載した「XCS」アプライアンスを発表した。

» 2010年02月10日 17時45分 公開
[ITmedia]

 ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは2月10日、コンテンツセキュリティなどの機能を内蔵したセキュリティアプライアンス「WatchGuard Extensible Content Security(XCS)」を発表した。3月までに出荷する。

 新製品は、メールおよびWebのセキュリティ対策、情報漏えい対策のDLP、ゼロデイ攻撃対策の各機能を1つにしたもの。同社が2009年8月に買収したBorderWareの技術をベースに開発した。

 DLP機能では、ユーザーが設定したポリシーに基づいてメッセージを自動的にブロック、検疫、ルート変更、ブラインドコピー、暗号化といった保護を実施する、もしくはユーザーの操作を許可するといったアクションが可能。オプション提供するメール暗号化機能では専用サーバを用意することなく受信者へのメールを保護できるなど、情報漏えい対策のプラットフォームになるという。

 コンテンツセキュリティでは、クラウド型データベースの「ReputationAuthority」やURLフィルタリングを活用して、メールやwebのインバウンド/アウトバウンドの通信を保護する。

XCS1170

 製品は最大ユーザー数に応じて、500ユーザーまでのXCS370から同1万ユーザーまでのXCS1170までの6モデルをライアンアップしている(下位モデルは機能制限あり)。

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