IPA、WAFの導入方法を解説する資料を公開

IPAは、Webアプリケーションファイアウォールの特徴や導入方法などを紹介する「Web Application Firewall 読本」を公開した。

» 2010年02月16日 17時10分 公開
[ITmedia]

 情報処理推進機構(IPA)は2月16日、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)の特徴や導入方法などを解説する「Web Application Firewall 読本」をサイト上で公開した(PDFファイル)。

 同資料は、Webサイト運営者がWAFの導入を検討する際に、WAFの理解を手助けとなる目的で作成したもの。WAFの概要や機能の詳細、導入におけるポイント、また、韓国インターネット振興院(KISA)やOpen Web Application Security Project、Web Application Security Consortiumにおける取り組みなど、全50ページで構成されている。

 近年はSQLインジェクション攻撃などのWebサイトを狙う攻撃が続いており、開発済みのWebアプリケーションを攻撃から保護する1つの手段にWAFがある。IPAでは、脆弱性を修正することが根本的な解決策だが、修正作業が長期化するケースも多数あり、運用面の対策の1つとしてWAFの導入を推奨している。

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