Symantecは、非構造化データを企業内で誰が保有しているか特定する「Data Insight」技術を開発したと発表した。
米Symantecは3月2日、文書ファイルや画像ファイルなどの非構造化データの保有者を特定する新技術「Symantec Data Insight」を開発したと発表した。
新技術は、企業内などでどのような非構造化データを誰が保有しているかを自動的に特定するもの。同社ではDLP製品「Symantec Data Loss Prevention」などに新技術を組み込み、2010年中に出荷するとしている。
非構造化データは、データベースなどにある構造化データとは異なり、従業員のPC環境などにも多数存在するなど、実態の把握や管理が難しい。新技術は非構造化データが外部に漏えいするリスクを軽減させるために、発見から所有者や管理者への通知、管理状態の是正までを支援するという。
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