iPadのオンラインストアでの予約が米国で始まった。周辺機器として、USB接続の電源アダプタやVGAアダプタも登場した。
米Appleは3月12日、新タブレット「iPad」のオンライン予約を米国のApple Storeで予定通り開始した。予約できる台数は1人2台までという制限が付いている。Wi-Fiモデルは4月3日、Wi-Fi+3Gモデルは4月末に無料で発送されるほか、指定すればApple Storeの店舗で直接受け取ることもできる。
オンラインApple StoreのiPadのページからは周辺機器の予約もできる。既に紹介されているキーボード付きドックやケースに加え、USB電源アダプタと、iPadをドック経由でテレビやプロジェクタに接続できるVGAアダプタがそれぞれ29ドルで登場した。また、iPhone 3GS用のイヤフォンもこのページに掲載されており、iPadでも利用できることが分かった。
Appleは同日、Wi-Fi+3Gモデルのデータプランについての説明ページも開設した。iPadはiPhone同様に米AT&Tのネットワークを使用する。データプランは2種類で、月当たりのデータ容量(アップロードとダウンロードの合計)が250Mバイトまでのプランが月額14.99ドル、無制限のプランが29.99ドル。ユーザーは自分でiPadから直接アクティベートでき、プランの変更もできる。250Mバイトプランの場合、残量が20%、10%、0%になるとアラートが表示される。いずれのプランでも、全米に2万以上あるAT&TのWi-Fiホットスポットを無料で利用できる。
なお、米国予約分は米国内のみの発送。iPadの日本での発売は4月末の予定だ。
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