日本オラクルは、「Oracle Database 11g Release 2」のWindows版を5月18日に出荷することを明らかにした。64/32ビット版を用意している。
日本オラクルは4月20日、データベース管理基盤「Oracle Database 11g Release 2」(Oracle 11g R2)のWindows版を5月18日に出荷開始することを明らかにした。
今回出荷するのは、「Oracle Database 11g Release 2 for 32-bit Windows」「Oracle Database 11g Release 2 for Windows x64」。Oracle Databaseの最新リリースであるOracle 11g R2はこれまで、Linux/UNIXプラットフォーム版のみリリースされていた。米国では4月上旬にWindows版のリリースを発表しており、同社のコミュニティーサイト「Oracle Technology Network」ではすでにダウンロード可能になっている。
MicrosoftはWindows Server 2008 R2から64ビット版のみを提供する姿勢だが、OracleはWindows x86版も用意することで、Windows 7やVista、XPなどもサポートプラットフォームとしている。ただし、Oracle Clusterware、Oracle ASM(Automated Storage Management)などが含まれるOracle Grid InfrastructureのWindows x86版は用意されていない。
価格はStandard Edition OneのProcessorライセンスで66万1920円(Named Userライセンスで2万580円)から。日本オラクルでは、特設サイトの開設やインストールDVDのプレゼントキャンペーンの実施などを予定している。
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