私物PCなど許可されていない機器のネットワーク接続を検知・ブロックする製品の最上位版を発売する。
日本シー・エー・ディーは8月3日、不正接続検知・排除アプライアンスの最新モデル「IntraGuardian2 EX」を発売した。9月1日から出荷を開始する。
IntraGuardianは、企業内のネットワーク上に設置することで、私物PCなど企業が接続を許可していない機器を自動的に検出し、遮断して管理者に通知する装置。150社1500台以上の導入実績がある。
IntraGuardian2 EXは、1台で最大16個のVLANセグメントに対応。1000人規模のオフィス環境で利用する場合、従来製品では十数台設置する必要があったが、新製品は1台で対応できる。トータルコストも約6割削減できるという。またクラスB相当のネットワークで利用できるため、各VLANセグメント当たり最大1万台のMACアドレスを登録でき、端末数の多い大規模環境でも運用できる。
価格は最大8個のVLANセグメントに対応する「IG2EX-08VL」が24万円、同16個までの「IG2EX-16VL」が42万円。初年度500台の販売を見込む。
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