3件の月例セキュリティ情報の内訳は、「緊急」レベルが1件、「重要」レベルが2件となる。
米Microsoftは11月9日(日本時間10日)に3件の月例セキュリティ情報を公開し、Officeおよびリモートアクセスソフト「Forefront Unified Access Gateway」(UAG)に存在する11件の脆弱性に対処する。4日の事前通知で明らかにした。
3件のセキュリティ情報のうち2件はOfficeの脆弱性を解決する更新プログラムとなる。このうち最大深刻度が最も高い「緊急」レベルは1件。Office XP/2003/2007/2010に深刻な脆弱性が存在するほか、Office for Mac 2011も影響を受ける。
もう1件のOffice更新プログラムはPowerPointとPowerPoint Viewerの脆弱性を解決するもので、深刻度は上から2番目の「重要」レベルとなる。
一方、UAGのセキュリティ更新プログラムも最大深刻度は「重要」レベル。UAG 2010/2010 Update 1/2010 Update 2が対象となる。
セキュリティ情報と併せて、悪意のあるソフトウェア削除ツールも定例の更新版をリリースする。
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