情報処理学会、スパムメール対策基盤を更新導入事例

情報処理学会は、過去5年間の運用で誤検知の発生がなかったスパムメール対策基盤を更新した。

» 2010年12月16日 17時10分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 情報処理学会は、ミラポイントジャパンが提供するメールセキュリティアプライアンス製品「Mirapoint RazorGate 170」を導入し、スパムメール対策基盤を基盤を更新した。導入を支援した日商エレクトロニクスが12月16日に発表した。

 情報処理学会では、スパムメール対策として2005年に「Mirapoint RazorGate 100」を導入した。同製品の更新に際して、過去5年間でシステムダウンが発生しなかったこと、また正規メールを誤ってスパムと判定してしまう誤検知がなかった実績から、後継機であるRazorGate 170の採用を決定したという。

 情報処理学会は1日に平均1万通のメールを受信しており、このうち835通が正規メールであるという。スパムメール対策の運用実績では、メール全体の98.53%をRazorGateが「スパム:と自動判定しており、判定ミスで担当者がスパムと追加したものは平均64通だった。

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