Oracle製品の定例パッチ、米国時間18日にリリース

データベースなど多数の製品に存在する合計66件の脆弱性に対処する。

» 2011年01月17日 07時25分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Oracleは四半期に一度の定例Critical Patch Update(CPU)を米国時間の1月18日にリリースすると予告した。データベースなど多数の製品に存在する合計66件の脆弱性に対処する予定だ。

 66件の内訳は、Database Server関連が6件、Secure Backup関連が1件、Audit Vault関連が1件、Fusion Middleware関連が16件、Enterprise Manager Grid Control関連が2件、Applications関連が2件、Supply Chain Products Suite関連が3件、PeopleSoft/JDEdwards Suite関連が10件、Industry Applications関連が2件、Sun Products Suite関連が21件、Open Office Suite関連が2件となる。

 この中には、リモートから認証を経ずに悪用できてしまう恐れのある脆弱性も多数含まれる。特にAudit Vault、Fusion Middleware、Solarisなどの脆弱性は危険度が極めて高いとされる。

 Oracle製品の次回定例CPUは、4月19日にリリース予定。これとは別に、Java SEとJava for Businessの脆弱性に対処する定例CPUは2月15日にリリースを予定している。

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