2月8日にWindowsとMac向け、2月28日の週にUNIX向けの更新版をリリースし、深刻な脆弱性に対処する。
米Adobe Systemsは、Adobe ReaderとAcrobatの更新版を米国時間の2月8日にリリースし、深刻な脆弱性に対処すると予告した。
同社が3日付で公開した事前情報によると、更新の対象となるのはAdobe Reader/Acrobat X(10.0)および9.4.1までのバージョン。WindowsとMac向けの更新版を2月8日にリリースし、UNIX向けは2月28日の週にリリース予定だとしている。
今回の更新で対処する脆弱性は、Adobeの4段階評価で危険度が最も高い「Critical」に分類されている。この分類は、ユーザーが気付かないうちに悪質コードを実行される恐れのある脆弱性に適用される。
なお、米国時間の2月8日にはMicrosoftも12件の月例セキュリティ情報公開を予告している。
企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.