Adobe、「Acrobat X」を発表

AcrobatのバージョンXでは、Readerにコメント機能やセキュリティ機能が加わり、Acrobat.comに大容量ファイルの送受信機能が追加されている。

» 2010年10月18日 14時31分 公開
[ITmedia]

 米Adobe Systemsは10月18日、Acrobatファミリーの新バージョン「Adobe Acrobat X」「Adobe Reader X」「Acrobat X Suite」を発表した。

 Acrobat Xは新機能として、複数の手順が必要な作業を自動化する機能や、Microsoft SharePointとの連係などを盛り込んでいる。Adobe Reader XはPDFにコメントをつける機能、セキュリティ機能「Protected Mode」などを加え、Android、Windows Phone 7、BlackBerry Tablet OSにも対応する。WebサービスAcrobat.comには、大容量ファイルの送受信ができる「SendNow」、ファイルを簡単にPDF変換する「CreatePDF」が加わった。

 Acrobat Xと関連製品は30日以内に出荷予定。価格はAcrobat X Standardが299ドル(アップグレード版は139ドル)、Acrobat X Proが449ドル(同199ドル)、Acrobat X Suiteが1199ドル(同799ドル)。

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