Microsoftの次期Webブラウザ「Internet Explorer 9」のリリース候補版が、公開5日で200万回以上ダウンロードされた。
米Microsoftは2月16日(現地時間)、10日に公開したInternet Explorer(IE) 9のリリース候補(RC)版が15日までに200万回以上ダウンロードされたと発表した。RC版は特設サイトからダウンロードできる。
なお、IE 9のβ版をインストールしている場合はWindows Update経由で自動的にRCへのアップデートを喚起することになっているが、このメッセージはまだ表示されておらず、すべてのダウンロードはユーザーが自主的に行ったものだとしている。
Microsoftによると、RC版は全体的な高速化が施されており、β版と比べてメモリ使用量が少なくなっている。またCSS3 2D Transforms、HTML5 Geolocationなど、Web標準のサポートも強化されている。
正式版のリリース時期についてはまだ公表されていない。
IE 9は、今夏に予定されているWindows Phone 7のアップデートの際、Windows Phone 7にも搭載される予定だ。
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