NECはWebOTX 8.4を発表した。目玉はSalesforceとの連携機能だ。
NECは5月25日、サービス実行基盤(アプリケーションサーバ)製品群「WebOTX」の新版を発表した。今回のアップデートにより、バージョンは8.4となる。
特徴として、パブリッククラウドサービスであるSalesforceと、WebOTX Enterprise Service Busとの連携が挙げられる。NECによると、Salesforceに対応するESB製品は、WebOTX ESBが初だという。
また導入時の作業負荷を軽減する「インポート機能(インストール情報を他のサーバにコピーできる)」や、バッチプログラム(ジョブ)の優先順位を判断し、重要なジョブから処理したり、負荷状況に応じてバッチサーバを振り分けたりする機能を備えた。
出荷開始は2011年6月13日を予定。NECでは「メインフレームユーザーや、Salesforceを導入済みのユーザーを中心に拡販し、今後3年間で合計6万システムの導入を目指す」としている。
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