IT調査会社のIDC Japanは、国内ビジネスPC市場に関するユーザー調査結果を発表した。
IT調査会社のIDC Japanは8月3日、国内ビジネスPC市場に関するユーザー調査結果を発表した。マイクロソフトのOS「Windows 7」を導入している企業の割合は23.2%と、前回調査から大幅に増加した。
同調査は2011年4月に実施。PCの平均利用年数については、デスクトップPCが4.6年、ポータブルPCが4.1年と、前回の調査(2010年7月)と比べて、それぞれ0.4年、0.5年延長した。ユーザー企業のPC製品に対する評価に関しては、全体の86.0%が「満足している」という結果となり、前回から0.6ポイント増加した。
Windows 7を導入済みの企業の割合は23.2%と、前回調査の9.7%を大きく上回った。IDCでは、2011年末のWindows 7導入率は約30%に達すると予測している。
PC製品に対する期待については、過去4回の調査でいずれも「安価な製品の提供」が第1位だった。
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