ネットワーク接続された機器の検出と台帳作成ができるサービス、PFUが提供

PFUはアプライアンスを利用してLANに接続された機器を検出し、IT資産台帳の作成と管理ができるサービスを2012年春からから提供する。

» 2011年11月08日 14時08分 公開
[ITmedia]

 PFUは11月8日、企業内ネットワークに接続する機器を検出して、IT資産台帳の作成や管理などができる「iNetSec Smart LCM」サービスを2012年春から提供すると発表した。検出した機器の利用申請や承認、手配といったワークフロー機能も備える。

 新サービスは、ネットワークのセグメントに設置して接続されているPCやプリンタ、スマートフォン、タブレット端末といった機器を検出するアプライアンス「iNetSec Smart Finder」を使用する。iNetSecでは機器のMACアドレスやホスト名など情報を取得でき、一部機器ではメーカー名や型番なども特定できる。

 機器の情報をPFUのLCMシステムで収集し、機器の特定や台帳の作成・管理、ワークフロー、不正接続の防止といった対応が取れるようになる。ユーザー企業には月次レポートなども提供。iNetSecの設置や撤去、IT機器の調達から廃棄までのライフサイクルにおける作業も同社が対応する。

 PFUによれば、IT機器の資産台帳を作成・管理している企業は多いが、その作業が煩雑であるほか、実際にどのような機器が利用されているかを把握することが難しい場合があり、新サービスを開発しているという。また、最近では社員が個人のスマートフォンやタブレット端末を社内ネットワークに接続して利用するケースが増えており、こうした実態を知りたいというニーズが高まりつつあるとしている。

iNetSec Smart LCMサービスのイメージ

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