日立、ブレードサーバにSAP HANAを組み込んだアプライアンスを発表

SAP HANAをブレードサーバに組み込み提供することで、運用性を高めたという。

» 2011年11月08日 19時48分 公開
[ITmedia]

 日立製作所(日立)は11月8日、「日立インメモリDBアプライアンス for SAP HANA」を発表。11月9日から販売を開始する。

 同製品は、日立のブレードサーバ「BS2000」に、SAPが提供するインメモリのデータ処理ソフトウェア「SAP HANA」を組み合わせたもの。いわゆるビッグデータの高速な検索やリアルタイム分析を可能にし、企業の意思決定や事業戦略の迅速化に寄与するという。ブレードサーバというフォームファクタに収めたことで、他のERPやバックアップ系といった周辺の基幹システムを同一のシャーシに統合できることがメリットとして挙げられている。なお海外でも、米Hitachi Data Systemsが「Hitachi Converged Platform for SAP HANA」として提供していく。

 価格は1918万6230円(税込)から。2011年12月26日の出荷を予定している。

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